結婚式でよく耳にする吉日
結婚式で、「大安吉日」といった言葉を耳にしたことはありませんか?
結婚式には吉日があり、結婚式に良いとされているのは大安です。
しかし、日本には大安よりも良いと言われている日があることをご存知でしょうか。
それが、「天赦日」と「一粒万倍日」です。
今回は、この「天赦日」と「一粒万倍日」についてご紹介させていただきます。
「天赦日」とは?
「天赦日」とは、「百神が天に上る日。天が万物の罪をも許す」と言われ、引っ越し、入籍、結婚式など、どんなことにも最善の日となり、吉凶占いの中で最高の日となります。
そのため、六曜の凶日と重なることがあっても、その影響を受けないとまで言われるほど良いお日柄です。
そんな、「天赦日」は、1年のうち5~6回程度しかなく、この日に結婚式を行いたいと希望する場合、普通の人よりも計画的なスケジュール調整が必要不可欠です。
大安に比べ認知度は非常に低い「天赦日」ですが、1年に5~6回となると日取りが重なる場合も十分に考えられます。
そのため、早め早めに式場を抑えておくことも必要です。
その上、土日祝日ともなれば、非常に数少ない中からの選択となります。
2020年の場合、7回も「天赦日」が訪れたものの、土日祝日は3回のみです。
「一粒万倍日」とは?
「一粒万倍日」とは、「ひと粒の籾にたくさん(万倍)の稲穂が実る」という意味となり、何かをスタートさせるのに最良の日とされています。
そのため、結婚式にもおすすめのお日柄なのです。
「一粒万倍日」は、他の吉日と重なると効果は倍増すると言われ、より縁起の良いお日柄となります。
「天赦日」に比べ月に3~6回程度訪れるため、結婚式の予約なども取りやすいお日柄となります。
また、吉日と重なる確率も高くなるため、六曜と合わせて縁起の良さを倍増させてみてはいかがでしょうか。